音楽祭メインコンサート

音楽祭メインコンサート《Boléro》

information

日程 9月15日(日)15:00開演(14:00開場/17:00終演予定)
会場 東京芸術劇場 コンサートホール
出演者 指揮/大野和士
ソプラノ/前川依子*
合唱/新国立劇場合唱団*
ダンス/Noism Company Niigata
管弦楽/東京都交響楽団
曲目
  • ラター:マニフィカト*
  • ドビュッシー:交響詩《海》-3つの交響的スケッチ
  • ラヴェル:ボレロ [ダンス付き]
料金

S席5,000円/A席4,000円/B席3,000円/C席2,000円 ※未就学児入場不可
(全席指定)
車椅子席(S席)2,000円

各種割引(S~B席) シルバーエイジ割引:20%OFF(65歳以上) U25割引:50%OFF(生年月日1999年4月1日以降) ユニバーサル割引:30%OFF(ハンディキャップ手帳等をお持ちのお客様とその介添者1名まで)
※車椅子席、ユニバーサル割引は都響ガイドのみ取扱い
チケット発売 6月7日(金)10:00~
プレイガイド
託児サービス 生後3ヶ月から小学校入学前のお子様(定員あり)
株式会社ミラクス ミラクスシッター 電話0120-415-306(月~金 9:00~17:00/土日祝 休み)
東京芸術劇場ホームページ

・ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
・託児サービスは、演奏会の1週間前までにご予約ください。
・料金はお問い合わせください。
ユニバーサル対応 鑑賞に不安のある方も一緒にお楽しみいただけるよう、サポートをご用意しています。
〇車椅子席…車いすに座ったままお聴きいただけるエリアをご用意しています。
〇ヒアリングループ席…補聴器や人工内耳をお使いの方に、ヒアリングループ席をご用意しています。
〇点字プログラム…演奏する曲目の点字プログラムをご用意しています。

詳細はこちら
備考 ・未就学児入場不可。
・やむを得ない事情により、出演者・曲目などが変更になる場合がございます。
・演奏会中止の場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。
・チケットの再発行はできません。

聴きどころ

前半は合唱曲としても有名なラターによるマニフィカト。新国立劇場合唱団が歌い上げる天への賛美と慈しみの心は聴衆の胸に沁みることでしょう。そしてきらめく音色と色彩豊かなドビュッシーの交響的スケッチ《海》で、オーケストラの魅力をたっぷりとお楽しみください。
フィナーレを飾るラヴェル《ボレロ》は、Noism Company Niigataとの共演でお届け。目にも耳にも楽しい豪華プログラムです!

プロフィール

大野和士
指揮
大野和士

都響およびブリュッセル・フィルハーモニックの音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督。
1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。これまでに、ザグレブ・フィル音楽監督、都響指揮者、東京フィル常任指揮者(現・桂冠指揮者)、カールスルーエ・バーデン州立劇場音楽総監督、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ響音楽監督を歴任。 フランス批評家大賞、フランス芸術文化勲章「オフィシエ」、リヨン市特別メダル、朝日賞など受賞・受章多数。文化功労者。
2017年、大野和士が9年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス2017」を獲得。2019、21年に自ら発案した国際プロジェクトで『トゥーランドット』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮、ともに記念碑的な公演となり高い評価を受けた。新国立劇場では2019年以降、西村朗『紫苑物語』、藤倉大『アルマゲドンの夢』、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』を世界初演、また『ワルキューレ』『カルメン』『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』『ラ・ボエーム』『シモン・ボッカネグラ』と話題作を次々に手掛けた。
2023年、作曲家マルティン・マタロンによる『メトロポリス』映画音楽コンサートでパリ管を指揮し、同作のフランス初演を成功へ導く。2024年3月に新国立劇場で『トリスタンとイゾルデ』を指揮、絶賛を博した。
同じく2024年3月、新国立劇場はオペラ芸術監督としての現任期(2018年9月~ 2026年8月)に続き、再任(2026年9月~ 2030年8月)を発表した。

Noism
ダンス
Noism Company Niigata

りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する、日本初の公共劇場専属舞踊団。プロフェッショナル選抜メンバーによるNoism0(ノイズムゼロ)、プロフェッショナルカンパニーNoism1(ノイズムワン)、研修生カンパニーNoism2(ノイズムツー)の3つの集団があり、国内・世界各地からオーディションで選ばれた舞踊家が新潟に移住し、年間を通して活動。2004年の設立以来、りゅーとぴあで創った作品を国内外で上演し、新潟から世界に向けてグローバルに展開する活動(国際活動部門)とともに、市民のためのオープンクラス、学校へのアウトリーチをはじめとした地域に根差した活動(地域活動部門)を行っている。Noismの由来は「No-ism=無主義」。特定の主義を持たず、今この時代に新たな舞踊芸術を創造することを志している。
www.noism.jp

Noism
ソプラノ
前川依子

京都府出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。オペラでは「フィガロの結婚」スザンナ・バルバリーナ、「ドン・ジョヴァン二」ツェルリーナ、「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、「魔笛」パミーナ、「劇場支配人」ヘルツ夫人、「愛の妙薬」アディーナ、「こうもり」アデーレ、「ペレアスとメリザンド」イニョルド、「タンホイザー」牧童、「ジークフリート」森の小鳥などに出演。コンサートソリストとして、ヘンデル「メサイア」、フォーレ「レクイエム」、ラインベルガー「レクイエム」、ウェーバー「ミササンクタ第2番」、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」、マーラー「嘆きの歌」、ストラヴィンスキー「結婚」などに出演。第19回宝塚ベガ音楽コンクール第2位。第17回松方ホール音楽賞受賞。第83回日本音楽コンクール入選。京都音楽家クラブ会員。新国立劇場合唱団メンバー。テアトロ・ヴォカーレメンバー。

合唱
新国立劇場合唱団

新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として19997年10月に開場。1998年4月から、新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始した。
新国立劇場で上演される多彩なオペラ公演の出演に加え、劇場外からの出演依頼の声に応え外部公演にも出演している。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有し、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は高い評価を得ている。都響をはじめ、国内主要オーケストラのほか、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン・フィル、クリーヴランド管など海外オーケストラとの共演も果たしている。第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞「クラシック/室内楽・合唱部門賞」を受賞。

1988年北海道江別市出身。東京音楽大学及び同大学大学院作曲指揮科(指揮)を修了後、広上淳一、川瀬賢太郎、山田和樹各氏のアシスタントを務め研鑽を積む傍ら、2016年にはNHK交響楽団よりパーヴォ・ヤルヴィ氏のアシスタントに任命される。これまでに札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団などに客演。
また合唱指揮者として東京混声合唱団や新国立劇場合唱団と数多く共演する他、音楽スタッフとして新国立劇場、日生劇場、藤原歌劇団のオペラ公演に参加する。
現在オーケストラトリプティーク常任指揮者、東京混声合唱団コンダクターインレジデンス。


管弦楽
東京都交響楽団

東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。歴代音楽監督は森正、渡邉曉雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。
定期演奏会を中心に、都内小中学生のための音楽鑑賞教室、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭”
を開催するなど、多彩な活動を展開している。受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、『インバル=都響
新・マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2015年11月には大野和士の指揮でヨーロッパ・ツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、《オリンピック讃歌》の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。

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